健康にとって真に大切なのは精神
A sound mind in a sound body.
"健康"をイメージする時に健康な肉体をイメージすることが多い。
骨の折れてない自分、ものもらいが治った自分、風邪が治って走りまわれる自分。
健全な肉体に健全な精神が宿るとはよく言ったもので。
病気が治って健康になると自然と心も軽くなる。
だが病気が治って心が軽くなるのは一時的だ。
外から流れてくるあなたは不完全だというメッセージ
病気が治るとその治った健全な肉体に慣れる、病気の時に憧れていた健全な肉体に慣れて新たな問題を探してしまうことはないだろうか?
指のささくれ、腰がちょっと痛い、片頭痛がする。
一つ明言すると、あなたの肉体が完全になることはない。
神様じゃないんだから何の問題のない肉体などない、二重じゃない、ほくろがある、欠点を探せばいくらでも出てくる。
こんな時代だから、広告から、テレビ、youtube、ツイッター、ブログからあなたの肉体は健全じゃないんだよというメッセージが爆音で流れてくる。
健全な肉体に健全な精神が宿る。常に不完全な点があると考えると、不健全な肉体に不健全な肉体が宿る。ともとれ、完全を追い求めてしまう。実際には存在しない完全を。
完全はないと知って今の自分の体に満足してみる
完全な健康を諦めてみよう。今の体を受け入れることから始めよう。
肉体と精神は相互に作用している。
今の肉体を受け入れる精神を身に着けることが健康の第一歩だ。
病気の肉体を受け入れる強さを手に入れたらその効果は一生続く。
現代人は基本的に健康だ、製薬会社がつくった抗生物質、豊富な食糧。花粉症などの現代病があったとしても一昔前なら確実に死んでいた病気でも治るし、餓死なんてのは現代日本ではまずない。
精神的な問題は肉体的な被害を引き起こす
なのに日本では3万人が自殺でなくなっている。うつ病などの精神病で苦しんでいるひとは数知れない。
現代において健康とは肉体30、精神70、である。ほとんどの日本人にとって精神を鍛えることが健康への一番の近道。
ポイント2:現代における健康とは肉体が30%、精神が70%