なぜ健康になりたいのか?
もし死を避けられるならいくら払うのか
もし、今がんだとして余命6ヶ月の宣告を受け、全身の痛みに耐える生活だとしてそこから抜け出せるなら何円払いますか?
おそらく全財産でも惜しみなく払うでしょう。死を前にしてお金の価値は一瞬で吹っ飛びます。
様々ながん患者さんを見てきましたが、人前では気丈にふるまっていても一人になると絶望感があったでしょう。健康な状態の時を思い起こすといかに幸福だったかに気付きます。
健康は他のものに代えがたいものの一つです。
生きていればさえいればよいのか
それでは健康を維持するために、ずっと酸素マスクが必要で、感染症を避けるために一人で病室にずっといなければならない状態だったらどうでしょう。一人でずっと部屋にこもる必要がありながらも健康です。
そんな子供もいます。
健康でありさえすればよいのか?これは生きてさえいればよいのか?と似かよった質問です。
時として健康を犠牲にしてでも守らなければならないものがある。
皆さんはなぜ健康になりたいのでしょうか?
なぜ健康が必要なのでしょうか?
なぜ健康が大事なのでしょうか?
時として健康を犠牲にしても守らなければならないものがないでしょうか?
子供が死の淵にあり、腎臓移植が必要な場合あなたは自分の健康を犠牲にしても子供を救いたいと思うはずです。
健康のためには何でもやりますといった健康オタクを見るとバカげているなと思うことがあります。健康のためなら家族との時間も捨てる。
健康には目的があります。その目的は人によっても違うし、状況によっても異なります。
健康を維持することで、若しくは健康になることで何を達成したいのか?自分の心に聞く必要があります。
健康であることは幸福な人生の大きな基盤になります。幸せに生きることこそが健康の目的の一つ。
ポイント1:健康であることは幸福な人生の大きな基盤